考える力・行動する力をはぐくむ教育コーチング
自分の力を200%発揮できる子どもたちを育てていきましょう

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代表あいさつ

和久田ミカ写真

こんにちは。代表の和久田ミカです。
2006年から、コーチングスキルを使った子育てプログラムを提供しています。
対話方法を6000人以上にお伝えしてきていますが、

  • 子どもとの信頼関係が深まる
  • 子どもの思考力・行動力がはぐくまれる
  • 自己肯定感が育つ

ことを実感しております。
また、「聞き方」はあなたの「生き方」を変え、生きづらさからの回復に役立つスキルでもあります。
単なる対人スキルではないところが、コーチングの醍醐味です。

【モンスターペアレントに悩まされる】

私が コーチングを学び始めたのは、教職のときの 保護者とのトラブルが 原点です。私は退職する年に、保護者からの 言葉の数々に悩みました。教職9年間、それまで保護者と もめることは 一度もなかったので 「なぜ?」の連続でした。
当時は、管理職に
「保護者に 文句を言わせるようでは教師失格!甘い!」
と叱咤され、自分の評価が下がったような悲しさもありましたし、威圧的になればそれで解決するの?という 疑問もありました。退職後も、軽い対人恐怖症に悩まされるほど だったのですが、数年たって 気づいたことがあります。
「私は いつも アドバイスをしたり、自分の身を守ったりすることを 優先にしていて、保護者の本当の声を聞いていなかったのではないか?」
と ということです。
きっと 毎日 苦情を書き連ねてくる保護者自身も、家事に子育てにいっぱいいっぱいの日々を 送っていたのだろうと 思いました。

当時私は、クレームに対して
「それはできます」「できません」「こうした方がいいですよ」「大丈夫です」
とお返事していましたが、保護者の方はそんな返答は望んでいなかったのです。
「いつもがんばっておられますね」
「良い提案をありがとうございます」
「お子さん、いい子に育っていますよ。今日もね…」
といった いたわりや労いがほしかったのだと感じます。
それは自分が子育てをしてみて、気づいたことでした。
彼女、彼らはモンスターなどではなく、苦しみ、不安を抱えていただけ。
私に、もっと 聞く技術があったならば、その苦情の裏にある「心の声」を 聞き取ることができ、お互いの理解に 役立ったはずです。

【話を聞くことが、子どもへ大きな影響を与える】

とっくに退職し、もう教育業界には戻らないと決めていた私でしたが、どうしても「聞き方」を学びたくてコーチングスクールの門を叩き、3年間勉強しました。 あのとき、保護者とどう対応したらよかったのかを 知りたかったのです。

学ぶ過程で思い出したことが、いくつかあります。
出会ってきた子どもたちです。その中のひとり、Aちゃん(2年生)の話をします。
入学当初から 不登校気味で、週2~3回学校に来るものの、ずっと泣いてばかりでした。
幼稚園頃にお友だちからいじめられたことを、ずっとこわい、こわい、と言っています。
校長先生などが「大丈夫だよ、もういじめる子はいないよ」と伝えても、泣き止まず。
私は当時新米で、どうしたらよいかわからず、Aちゃんが泣きだすと 隣の空き教室に連れていき話を聞きました。
気が利いたことも言えず、ただ聞き、何もできない ふがいさから いっしょに泣いていました。
すると、1カ月もたたないうちに 毎日学校に来るようになったのです。
生活科の作文では「先生、学校が楽しくなったよ」と書いてくれました。
掲示板に貼るとき、涙が流れました。
想像ですが、ただ話を聞いてもらう、受け止めてもらう、ことを通して、安心感を得たのだと思います。
「聞くこと」「寄り添うこと」の力を感じた出来事でした。

他にも、「聞くこと」で子どもたちが劇的に変わったエピソードには事欠かないのですが、「聞き方」「伝え方」を知ることは対人関係を大きく変えると実感しています。
そして、聞く技術は実践するあなたにも、大きな福音をもたらします。
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