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協会理念
ママがしあわせなら、子どももしあわせ~子どももママも、自分らしい花を咲かせよう~
当協会が考える幸せは、「どんな自分も自分だと思えること」です。
その反対は「正しさを求めて頑張ること」です。
周囲を気にして完璧な自分になろうとすると、逆に欠点ばかりが目につき、自分を責めることが増え、生き辛さが増すからです。
ママが正しさに囚われると、自分を責める気持ちが強まります。
そして、子どもにも正しさを求め、できないことを責めるようになります。
すると子どもは「自分はダメだ」と感じるようになり、自分らしく振る舞えなくなっていきます。
けれど、ママが「正しさ」のプレッシャーから解放され、完璧でない自分にも寛容になり、自分らしく生きることを許せたならどうでしょうか。
子どもはママの姿から「自分は自分でいていい」と学び、どんな自分も受け入れてもらえるという安心感を持てるようになるでしょう。
ママが自分を追いつめず、子どもも自分を否定せず、それぞれに自分らしい花を咲かせてほしい。
それが当協会の願いです。
協会コンセプト
「自分となかよく、子どもとなかよく」当協会では、ママと子どもが幸せになるために3つの「きく」が有効だと考えています。
ひとつめの「聞く」は、子どもの話しを肯定も否定もせず、そのままの重みで受け止めること。
この「聞く」で、子どもの中に「どんな自分も受け止めてもらえる」という安心感が育ちます。
ふたつめの「訊く」は、質問によって、子どもの思いを引き出したり、どんな思いも受け止めるよというママの姿勢を伝えたりすること。
この「訊く」で、子どもは「心を開いて話してもいいのだ」と感じられるようになります。
最後の「聴く」は、ママが自分の心の声に耳を傾けること。
ママが自分の中にある「甘えてはいけない」などのマイルールに気づくと、不必要な厳しさや期待の押しつけを手放すことができ、ママも子どもも自由になれます。
親と子が互いに信頼を深め、コミュニケーションが円滑になれば、子育ては今より楽になります。
そのために当協会は、3つの「きく」を伝えていきます。
コーチングとは
1「コーチ」の由来
「コーチ(Coach)」は、「馬車」のことです。
500年ぐらい前から「大切な人を望むところまで送り届ける」という意味で使われていました。
そこから転じて現在は、「目標達成をサポートする」という意味を表すようになりました。
日本にコーチングが入ってきたのは20年ほど前。
アメリカから、人材育成の方法として導入されました。
2コーチングとは対話
コーチングは、1対1の対話が基本となります。
コーチ(コーチングをする人)は、対話を通じて、
- 現状を整理する
- 目標を明確化する
- 考え方の視点を増やす
- 選択肢を多くする
- 率直なフィードバックをする
- 新たな気づきをもたらす
- 目標に向かって何をしたらよいかいっしょに考える
その対話技術を「コーチング」と言い、技術を習得している人を「コーチ」と呼びます。
3ふつうの相談とはなにがちがうの?
いわゆる「相談」とちがうのは、コーチは聞き役に徹することです。
- 教えない(最小限の提案はする)
- 強制しない
- クライアントの強みを見つける
- クライアントに合った方法をいっしょに考えていく
- 問いかけをすることで、クライアントの考えや行動を引き出す
カウンセリングと違うのは、問題解決よりも、目標達成に重点が置かれている点です。
カウンセリングが 過去の原因を探っていくのに対し、コーチングは未来へ向かって 何ができるのかを考えていきます。
その際に、行動を妨げている障害や、考え方の癖や人間関係など、多方面についてヒアリングをし、目標達成への道筋をつけていきます。
当会のコーチングの特色
当会の子育てコーチング
当会は、上記のビジネスコーチングを学んだ和久田が、「人材育成スキルを子育てに応用できないか」と考えたところからスタートしました。
上司と部下の関係を、親と子の関係に置き換え、家族関係に機能するプログラムを作ったのが始まりです。
2006年から子育てに特化したコーチング講座を提供しています。
小学校教師を9年勤めていた経験から、「親と子の幸せ」を最終目標にし、母親(または父親)が自己受容・他者受容を育む講座となっています。
当講座では、コーチングスキルの一部を学びます。
コーチングスキルは、聞く・フィードバック・質問に代表されますが、特に「聞くこと」に重点を置いたプログラムです。
また、ビジネスコーチングよりも気持ちを大切に扱います。
ときに、感情に振り回されやすくなる子育てをサポートするコンテンツに組み直しました。
- 子どもの可能性を引き出し、自律を促す聞き方
- アンガーマネジメント
- 子どもを伸ばす ほめ方・叱り方・やる気の出させ方
- タイプ別診断を通して、家族みんなの特性に合わせた対応をする
- 自分の土台を整える
特色について
いわゆる子育て講座では、
「〇〇のときは、~しましょう」
と 模範解答を教わってくるものが多いと思います。
しかし、それが子育てにおいて
「できない」
「理想のママになれない」
という劣等感を引き出し、悪循環を引き起こすことがあります。
当会のコーチングではワークショップ形式を取り入れ、正しさを押し付けることはしません。
たくさんのワークをする中で、
「あなたはどう思った?」
「あなたはどうしたい?」
と 常に問いかけていき、「自分自身の正解」を探すお手伝いをします。
話し合い、お互いの意見を共有することで 価値観のちがいに気づき
「いろんな考え方があっていい」
「正しさはみんなちがう」
ということを 体感し、自分の子育てに自信を持っていく人も多くいます。
また、聞き方を学ぶ中で、否定されずに話を聞いてもらえる安心感に目覚めます。
「うちだけじゃなかった!」
「こんなときどうしてる?」
笑いが絶えない講座です。
当会のインストラクターは、ファシリテーターとして講座を進行し、受講生の考えや気持ちを引き出すお手伝いをします。