中級・家族のこころのコーチング講座
家族のこころのコーチング講座のテーマは、「家族」。
自分と向き合い、家族と向き合う、ということが課題になってきます。
4つの性格の色(カラー)を知ることで、自分、生まれ育った家族、現在の家族について見ていきます。
●4つのカラーってなに?
「4つのカラー」は、人が持っているキャラクターを表しています。
- 「赤」は学級委員タイプ。
- 「黄」はムードメーカー。
- 「青」は学者タイプ。
- 「ピンク」はサポーター。
昔の戦隊ものを思い出すと、イメージしやすいと思います。
この4つのタイプは、アニメや小説を見ていると必ず出てくる、基本的なキャラクターです。
だれしも4つの資質を持ち合わせていますが、そのバランスによって、特徴が出てきます。
●自分を知るからこそ、まわりの人が理解できる
まずは、1日目は自分を知ることがテーマです。
あなたは、自分の性格が好きですか?
この講座に参加された方の感想として、次のようなものがあります。
- 私は自分が好きではなかったので、変わりたい、変えたい、そればかりを思っていました。
でも、今は「生かしたい」に変わりました! - カラーを知ることで、自分とおなじようなタイプの人がいてびっくり!
何を話しても「わかる~!」「私も~!」の連続。
最後は「私は私でいいじゃない」と思えたのが不思議です
自分を変えたい、と思ったら、まず自分自身を受け入れることが先なのです(自己受容)。
受け入れると、
- 〇今まで問題だと感じていたことが、問題ではないと気づく
- 〇自分の強みをもっと発揮しよう、と思える
- 〇自分を責めることにエネルギーを使わなくなる
- 〇より自分らしく生きるためにどうしたらよいか、と考える
- 〇まわりの人に腹が立たなくなってくる
自分じゃない誰かになりたい、と思い続ける限り、「変わらなきゃ」という焦りがあります。
私は私でいい、と等身大の自分を愛せるようになったとき、本当の意味で変わることができるのです。
★カラーを通して、まわりを見る
講座では、自分自身を知るだけでなく、周りの人を理解する視点も学びます。
ほめられ方ひとつとっても、
「すごい!」
という言葉に勇気づけられる人と、腹が立つ人に分かれるのです。
それは、カラーによって、その解釈がちがうからです。
カラーを通してまわりの人を知ると、
- 何に心がときめくか
- どんなときに心が閉じてしまうか
- 他のタイプと接するとき感じること
といったことが、見事にちがうことがわかるのです。
「自分が常識でスタンダード」だと思っていると、お互いにズレが出てきてしまいます。
相手を「非常識だ!」と思うこともあるかもしれません。
相手のカラーを理解し、その人に合った接し方をする必要があるのですね。
この講座では、ちがうタイプにどう接するのかについてもお互いに考えていきます。
お互いの特性を知る場面では、毎回爆笑の渦になります。
「え~~~!?」「そうなの~?」
とみんな驚き、笑い出すのです。
楽しみにしていてくださいね。
●自分を知り、家族とのかかわりを考える
2日目は、「家族」という枠でカラーを見ていきます。
あなたの生まれ育った家族。現在の家族。
それぞれのカラーは何でしょう?
家族はさまざまなカラーの人が、密に暮らしている場所です。
そこから見えてくるものは何でしょう?
きっと、家族同士がどう向き合い、接したらよいのかを知るヒントが見つかると思います。
- 〇子どもがやる気を出す声かけは?
- 〇どんなふうにほめたら、モチベーションが上がるの?
- 〇快く手伝ってくれる、頼み方は?
- 〇子どもが落ち込んだときは、どう対処すればいい?
●カラーを学ぶことで、自分の世界を広げる
家族のこころのコーチング講座の目的は、カラーを決めつけること、ではありません。
- 〇自分を知り、受け入れ、生かしていくこと
- 〇自分の枠を広げ、さらに可能性を広げること
- 〇自分を知り、周りの人を知ることで、さらにいい人間関係を築くこと
ワークをする中で、ちがったカラー同士の意見交換を何度もしていきます。
すると、さまざまなとらえ方、考え方があるのに気づきます。
人は自分ひとりでは「自分がどんな人間なのか」を知ることができません。
ちがった価値観にふれる、ちがいを知る中で、自分を理解していきます。
また、カラーは固定的なものではありません。
4つのカラーを学んだあと、
- 〇他のカラーの価値観を取り入れ、さらに自由に考え、行動できる
- 〇小さい頃に抑圧していたカラーが出てきて、本来の自分らしさが戻る
- 〇今の自分自身を「これでいい」と思えて、隠していた自分を出せるようになる
といったことが、起きます。
あなたの「自分らしさ」って何でしょう?
ぜひ、家族のこころのコーチング講座で見つけてくださいね。