すまいるママ塾 ~Vol.3
第3回すまいるママ塾は、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会・代表理事の安藤俊介さんをお招きして、「笑顔を増やす子育てメソッド」をお伝えします。
今回のテーマは「怒り」です。
子どもにイライラしてしまう・・・
本当は怒りたくないのに・・・
今日こそは怒らないで過ごそう・・・
そう思っても気づけばガミガミ言っている自分に自己嫌悪
または、子どもの怒りの感情にどう対応したらいいのか悩む・・・
自分の気持ちを抑え込んでしまい、イライラをいつまでも引きずってしまう・・・
そんな経験はありませんか?
家族や、身近な人だからこそ、冷静になれないことってありますよね。
どのママも、子どもと笑顔で過ごしたい!
家族と仲良く過ごしたい!
そう思っているのではないでしょうか。
アンガーマネジメントには、そのヒントがたくさんつまっています。
子どものこころのコーチングでもお伝えしていますが、怒りの感情は悪いものと捉えがちですが、感情に良い・悪いはありません。
怒りの感情も、喜びなどと同じ、私たちの大切な感情の一つです。
「怒りの感情をマネジメントする」とは、怒りを悪者にし、その感情を消すということではなく、怒りの感情と上手に付き合うこと。
「怒らない」を目指すのではなく、怒りの感情が出てきたらどうしたらいいかを知ることがとっても重要です。
怒りの感情が湧くとき、あなたは何に対して怒っていると感じますか?
・誰かに対して?
・出来事に対して?
・それ以外の何かに対して?
最近イラッとしたことを思い出してみてください。
誰かに対して怒っていると言われればそうだし…
出来事に対して怒っていると言われればそんな気もする…
でも、実はこの3つ、どれも間違いなのです。
私たちが怒る理由というのは、
・自分が信じている「~すべき」という価値観
・「~であらねばならない」という理想
といったものが裏切られるためなのです。
みなさんはどんな「~すべき」「~であらねば」を持っていますか?
自分の持っている、強い価値観や理想と上手に付き合うことが、怒りの感情と上手に付き合うコツなのです。
子どもに「嘘をついてはダメ」と言いながら、ママ自身が自分の感情に蓋をして、自分に嘘をついている事はありませんか?
自分の感情に嘘をつかないこと。
まずはママから始めていきましょう。
本当は悲しいのに、ニコニコ笑顔で振るまったり、
本当はくやしいのに、平気な顔をして がんばったり、
本当は不安なのに、へっちゃらな表情で 不安を押し殺してみたり・・・
昨年公開された映画「インサイドヘッド」でも、感情を押し殺しているうちに、何も感じなくなり、心が壊れていく様子が描かれていました。
感情は、正直に感じることが 大事なのですね。
子どもにも「どんな感情もOKだよ」と伝えられたらいいですよね。
それが、喜びであっても、怒りであっても。
怒りは悪い物ではありません。
必要なときは、怒ってもいいのです。
どんな感情を持っても良いということは、ありのままを認めるということ。
自分自身を受け入れていくこと。
子どもは、自分のありのままの感情を認めてもらえると、安心できます。
「どんな気持ちを感じてもいい。
泣いても、笑っても、怒っても、悲しんでもいい。」
この安心感が、子どもの自己肯定感につながるのです。
自己肯定感とは、自分を愛して、自分を信じて、自分を受け入れることができるということです。
自分の感情を認め、相手の感情も認められるようになると素敵ですよね。
安藤さんには、子どもの自己肯定感を育てるお話しも伺いたいとおもいます。
安藤さんの講演の後は、対談、質疑応答のお時間を設けています。
安藤さんへの質問は、講座のお申込みと同時に募集いたします。お申し込みフォームにご記入くださいませ。
この貴重な機会をお見逃しなく。
また、講演会終了後にはサイン会も予定しております。
先着10名様に、サインをしていただけますので、お手持ちの本をお持ちくださいませ。
すまいるママ塾のテーマは「悩んでいるママを一人にしない」です。
もちろん、ママだけでなく、子育て支援者、子どもにかかわるお仕事に従事されている方の参加も大歓迎です。
もう一人で悩まないで。
ここにはたくさんの仲間がいます。
遠方で来られない方のために、動画配信を予定しています。
(録画ではなく、ライブ配信となります)
Ustream(ユーストリーム)という方法で、どなたでもパソコンで見られる予定です。
(スマートフォンでもご覧いただけますが、Wi-Fiにつないで視聴してください。)
前日にURLやパスワードをお知らせいたします。
なお、録画については固くお断りいたします。
1971年群馬県生まれ。
東海大学教養学部国際学科卒業。
ニューヨークで働いているときに出合い、 魅了された「アンガーマネジメント」を広めるべく帰国。
以前は、人とぶつかりやすく、イライラ、怒りにふりまわされる自分に苦しんでいたが、アンガーマネジメントを学び、怒りを理解しうまくマネジメントする手法を実践するうちに自分自身が生まれ変わったようになり感動した経験を持つ。
ニューヨークに本部のあるナショナルアンガーマネジメント協会では1000名以上在籍するアンガーマネジメントファシリテーターの中で12名しか選ばれていない最高ランクのトレーニングプロフェッショナルにアメリカ人以外では唯一として登録されている。
【主な著書】
この怒り 何とかしてと思ったら読む本(リベラル社)
イラッとしない思考術(KKベストセラーズ)
「怒り」のマネジメント術(朝日新聞出版)
怒る技術 (PHP研究所)
イライラしがちなあなたを変える本 (中経出版)
アンガーマネジメント (大和出版)
► 一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会
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2016年04月26日