すまいるママ塾7 体癖~名越式性格分類
すまいるママ塾 Vol.7 精神科医 名越康文先生
「体癖(たいへき)入門編~名越式性格分類」
第7回目となるすまいるママ塾には、精神科医であり、日テレ「シューイチ」のコメンテーターとしてもご活躍の名越康文先生をお招きしました。
テーマは「体癖(たいへき)入門編 ~名越式性格分類」。
体癖とは、体の特徴と性格の結びつきを野口整体の創始者である野口晴哉氏が体系化した概念です。
それを土台に精神医学・心理学を取り入れて発展させた名越先生独自の分類についてお話しいただきました。
今回は新型コロナウイルス対策としての緊急事態宣言の発令を受け、予定していた会場開催を取りやめ動画配信のみとなりました。
当日の収録は名越先生と当会代表の和久田、スタッフの少人数で行なわれました。
ライブ感を大事にされたいという名越先生のご希望で、講演形式ではなく和久田やスタッフからの質問をもとに講義を進めるスタイルで進行しました。
スタッフの反応や質問を具体的に取り上げながら、ひとりひとり異なる体の反応や動きに個性が出るのだということをわかりやすくお話しくださいました。
10種類の体癖や各体癖の特徴だけではなく、体癖を理解すると人を違う視点から見ることができてより深く理解できることや、体癖を判別する方法などを具体例や笑いを交えながらご説明くださり、あっという間に対談のお時間へ。
和久田との対談ではより詳しい各体癖の特徴のお話に加え、子どもの集中力を削がない声かけの仕方や日本の教育についての先生のご意見もお話しくださいました。
対談後は質疑応答のお時間も設け、インストラクターの森山ふみ香が、皆さまから事前にいただいたご質問についても名越先生に伺いました。
「自分や子どもの気になるところを、体癖の考え方を使って直せますか?」
というご質問も多くいただいていました。
それに対して名越先生は
「長所はのばして短所は気にするな」
とご回答くださいました。
終了後のアンケートで、このお話が印象に残ったというご感想をたくさんいただきました。
ご自身やお子さんの気になるところではなく素敵なところに目を向けてみよう、と思われた方が多かったのではないでしょうか。
ご感想をたくさんいただきましたので、一部ご紹介いたします。
- 「体癖は直そうとするものじゃない。長所は伸ばし、短所は気にするな!」という名越先生の言葉がとても心に響きました。
自分に対しても、子どもに対しても、どうしても短所が目についてどうにかしたいと思いがちですが、長所も必ずあるはず。
自信を持ってそれを伸ばしていこうと、勇気をもらえました。
- 最初は体の特徴で性格を判断するだけのものかと正直思っていました。
それが一人一人持って生まれてきた人間の資質を体型や体質、姿勢によって見分ける的な奥深いものでびっくりしました。
体癖を知ることは家族、友人そして自分自身をもっと知り、色んな側面から人を見るという新しい概念だったのが新鮮でした。
「枠」が広がるとミカさんがおっしゃっていた事がとても印象深く、体癖を学ぶ事で考え方やものの見方そして生きる事の「枠」も広がりそうだなと思いました。
- 一方的にお話される講演ではなく、スタッフのみなさんとやりとりしながらお話くださったので、最後まで集中を切らさず、楽しく見られました。
動画を何度も見た、さらに学びたいというご感想もたくさんいただきました。
自分や周りの人をより理解し、人間関係が楽になったり枠が広がったりするきっかけになりましたら嬉しく思います。
名越先生、素敵なお話をどうもありがとうございました!
2020年05月02日